15th ツール・ド・新城でたよ
仲間内4人1組、計3チームでキングオブエンデューロにでました。
ワイワイガヤガヤ、もはやお祭り。
そもそもキングオブエンデユーロとは
”真のコント日本一”を決める夢のお笑いイベント…ではなくて、ツール・ド・新城には、60・90・120分のカテゴリーがあり、その中の90分・120分のカテゴリーを走り、二つの合計タイムを競うカテゴリー。
ソロもあればチーム戦もあり。チーム戦のほうは分母が少ないので、狙い目のカテゴリーになります()
使用機材
フレーム:スペシャライズド アレースプリントディスク
ホイール:DT Swiss R470db(完成車ホイール)
タイヤ:フロント Turbo Pro 26C&リア コンチネンタル ウルトラスポーツ2 32C
飲み物:BCAAドリンク 1本(レース終了後は半分ほど残ってた)
レース前
天気予報では雨。しかし、会場に着くと特に雨も降っておらず、路面も乾きかけのウェット状態。
駐車場について、各メンバーとあいさつ。
そして、4人1組チームということで、出走順を当日決める。集団走行に慣れているということも加味しつつ、じゃんけんで出走順を決める。結果、僕はスタート(第一出走)を任せていただくことに。(90分を僕とDKさんの2人・120分をBKさんとSKさんの2人)
身支度を済ませて、さぁ試走という段階で、ソックスを忘れたことに気づく。
結果…
緑のシューズです(画像は拾い物です…勝手に拝借しました)。
純一スタイル(裸足にシューズ)で走ることに…。まぁ、仕方ないよね。
そんなこんなで、小さなトラブルもありましたが、無事に試走も行う。
深夜に雨は降っていたみたいだけど、想像以上に路面は乾いていて、ほぼドライ。グレーチングを隠しているゴムマットの上に水が溜まっているので、そこは注意ポイントかな・・・っと思う。
コース的には下って・登って・ゆるーく下るっというようなアップダウンのコース。
事前にyoutubeで予習はしていたものの、登りが想像以上に勾配があってキツイなぁ・・・っていう印象。
出走60分ほど前にバナナ1本を食べて、60分エンデューロの観戦をする。
60分に出走していた、寝坊レーシングのかまてぃ氏が惜しくも4位になるところを見届ける。僕もあんな風に走りたいなぁ・・・っと指をくわえながら観戦。
レース
キングオブエンデューロはスタートライン前方に並び、それ以外はその後ろに並ぶように指示があったため、仲間内3人(K氏・S氏)でスタートライン最前へ。
定刻通り90分エンデューロがスタート。45分交代を目安に走り始めるが、それよりなによりも、チーム戦だから落車しない・メイン集団から落ちないというのが最低条件。
キングオブエンデューロはローリングスタートじゃなくて、スタンディング(?)スタートなので、開始早々から想定よりも速いペースでレースが進む。
当然、最初は先頭集団にくっつきながらまったり走るも、どんどんペースは上がり、先頭集団から人が消えてゆく。
キングオブエンデューロ、ソロの面々もいる中で良くもまぁこんな速いペースで走るなぁ…誰が先頭引いてるんや?って思って見てみると、仲間内のK氏。
始まってしまった…
仲間内など関係ない、仁義なき争い…
数ラップ程度消化した段階で、観戦している仲間のY氏から、1~3位を独占し、4位チームとのタイム差が1分30秒という知らせを聞く。ありがたや。
レース開始30分程、集団内大きな落車やトラブルもなく事が進む。
心拍もかなりキツくなりはじめ、激坂区間で少しずつ間が開いてしまうのを感じる。コース途中の下り区間で後ろを振り返ると誰もいない。
いよいよ、次は自分がちぎれてしまう番か…。焦りと緊張感が体に伝わる。
心拍はもうゲロゲロ。激坂区間もやっとの思いでついて行くものの、その先の立ち上がりで置いていかれる…。
離れてしまった…。単独走の始まりだ…。
ここまでくると、ちょうどいいペペースの人も見つからず、消化試合のようにタレて走りたくなってしまう…。
しかし…そんな気持ちの中、沿道からY氏はタイム差と励ましの言葉を掛けてもらう。この言葉でなんとか食いつなげた…。
予定より5分程速くなってしまいそうだったが、第2走者のDK氏にコース上から交代する旨を伝え、40分で僕のターンは終了。非常に申し訳ないことをしてしまった。。。
もう後1周、粘ればいいところを粘れない。心の弱さが出てしまった…。
その先は、ひたすら仲間内みんなの応援(という名の野次)。
90分を終わった段階で1~3位を独占し、4位に1ラップ差を付けることに成功。
この時点で「表彰台独占はかなり固い」と不覚にも感じてしまう。
昼過ぎからは、120分の部が始まるので、午前と同様に、応援(という名の野次)をする。
中盤、4位の竹田設計自転車部に驚異的な追い上げをされて、一瞬表彰台の座が危ぶまれる場面もあり。調べてみると、三河の某有名チームの主力メンバーということも分かり、納得する。
途中、竹田設計自転車部に差をつけられてしまいましたが、終盤の選手交代とペースアップによりなんとか、1~3位を死守する。
最終局面、3位のこけしDi2が4位の竹田設計自転車部に秒差まで詰め寄られる。
最終ラップ、こけしDi2のY氏竹田設計とのゴールスプリント争いで、無事3位を死守。
ゴールラインで観戦してましたが、最後のスプリント勝負はかなりアツいものがあった。
数人落車などトラブルもありましたが、無事なんとか1~3位の表彰台を仲間内で独占する結果に。
仲間内で 表彰台を独占したため、五郎さんに「あー、コレ一番めんどくさいヤツだ」っと苦笑いされてしまう始末(笑)
反省点
前半はのぼ。・立ち上がりでもある程度まで反応してついていけたけど、30分ほどしてからは、のぼ。で少し離されて、下りポイントで追いつくという状況になる。挙句の果てには、コーナー立ち上がりで離されてしまう。これが決定打。
コーナー立ち上がりのインターバルで追いつけなくなる。コーナーをもっとうまく処理できていればムダ脚を使わなくても済んだ。
今後のトレーニングの参考にしなければいけない。
最後に
一人で出るレースも好きだけど、たまにはこうやって仲間内でガヤガヤするのも楽しいなぁ・・・って思った。
あと、今回は名前の読みが全員「かず」ということで、「キングかず」というチームで出場しましたが、よくもまぁ・・・うまーくメンツが集まったなぁ・・・って思いました。
そしてなにより、レース後の銭湯・打ち上げが楽しかった(笑)
仕事とは全く無縁の仲間がいるというのは本当に素晴らしいものだと感じた。