ローラー台を新調しました。
GrowtacのハイブリッドローラーGT-Roller F3.2買いました。
まだまだ使い始めですが、経緯・使用感をメモ代わりに残します。
経緯
なぜ新調しなければならないのか
これまで約3年程、ダイレクトドライブ方式の最高峰とも言えるTacx ネオスマートを長らく愛用していました。
しかしある日突然、ネオスマがパソコンと繋がらなくなくなり、スマホとも繋がらない現象が発生。これらのことから、ネオスマ側に異常があると判断。
最初は、外走ればいいや。みたいな気持ちでいましたが、走る時間帯や天候などの要因に左右される為、意を決してローラーを新調することに。
ローラー選びから購入まで
新しくローラーを買うにあたり、予算的条件やもろもろの諸元・ズイフト考慮した上で、以下のローラ台が候補になる。
- tacx flux2
- wahoo kickr core
- Growtac GT-Roller F3.2
1.tacx flux2
ご存知tacxのミドルグレードローラー。正直、fluxは興味なかったけど、2の性能見るとなかなか興味深い。
これまでネオスマ使ってたこともあるから、導入時にアプリなどそのまま使いまわせる点はすごく楽。
外通だと10万円程度で購入できるのもポイント高い。
2.wahoo kickr core
大御所wahoo。kickrはたかいけどcoreなら頑張れば行けそう。
気になるkickr clinbにも対応してる所がポイント高い。そして、値段も高い。
高音域の騒音がするだとかというウワサもちらほら聞く・・・
3.Growtac GT-Roller F3.2
上記二つとはタイプがいきなり変わってハイブリットローラー。
パワーメーターの有無を気にしないダイレクトドライブに比べてパワーメーターさえあればZwiftとも連携可能。
パワーメーターがなくても後付け装置で非公式(?)ながらZwiftと連動してパワーメーターなしでスマートトレーナー化できるのは魅力的。そしてよりメイド・イン・ジャパン
というのが安心(後の保証の件・アフターパーツ等含め)
諸々込々で10万円ほど。この値段払うならダイレクトドライブのローラー買ったほうがいんじゃない?って思うところもあり。
上記3つの中から、自分に適した下記の条件から検討する。
- ネオスマは外通で購入したこともあり、日本代理店で対応してくれなかった
- 騒音・振動に関しては、一軒家だから特に気にしなくてもいい(限度はある)
- リム・ディスクブレーキ両方に対応している
- Zwiftに対応しているのは必須(スマートトレーナー)
- できればすぐほしい
tacxとwahooに関しては、国内から購入すれば代理店で対応してくれるから問題ないけど、ただ高い・・・・・。どうしても外通の値段を見ると代理店にマージンを搾取されているのではないかと感じてします(偏見)
tacxとwahooに関しては、ワールドチームでも使われていてるという安心感があるというのがポイント高い(前記となんか矛盾している気がするが・・・)
納期面・コスト面・アフターサービスを考慮した結果・・・・
Growtac GT-Roller F3.2 買いました。
もちろん、これも購入。
スマート化(GT-eSMART)キット。
これで優雅にZwiftできる環境が 整いました(笑)
グロータックを選んだ理由ですが、正直スマートトレーナとしての信頼感はあまり期待できないところありましたが、ハイブリットローラーでZwiftがしっかりと楽しめるというところに一番惹かれた。そして、グロータック社のホームページを見たときに、交換部品が安易に手に入る*1というのがポイント高いと思いました。そしてなにより、単純にハイブリットローラーが気になったということ。
設置と設定
本体編
特に写真は撮っていませんが、設置はいたってシンプル。
スピードセンサー用のシールを貼ったり、床面に合わせてアジャスター等の調整はありますが、六角レンチ1本あれば済むし、同封されている取扱説明書さえ読めば、なにも問題なし。あっさりと設置完了。
GT-eSMART編(付属品編)
もともとついている負荷装置を取り外して、組み替える。
プラスドライバー一本あればあっさりと終る。とても優秀。作業中の写真?そんなものはないくらいに楽。
設置するとこんな感じ。
設定は少してこずる。
付属の取扱説明書にアプリ導入の流れなど親切に記載してもらえると嬉しいな・・・と思う(まぁ・・いまのご時世ネットみればすぐにわかる話なので特にいらないのかもしれないけど)
パワー校正は公式HPの「はじめてのGT-eSMART」*2とアプリを参考に実施。
正直、もっと設定にてこずると予想していましたが、総合的にはあっさりと設定は完了し、無事に公式アプリ・Zwiftとの連携も確認。
設定完了、いざトライ
まずは気になる騒音
まずはGT-eSMARTを取り付けずに試運転。
真っ先に感じた印象は・・・・
めっちゃ静かやん
あれ?ホントにこれタイヤでローラーを回してるの?ってくらい静か。
事前にいろんな方から、「静かですよ!」と聞いていたけど、3本ローラーの五月蠅さにくらべて静かなんだろうなぁ・・・って思ってました。(実際3本ローラー持ってるからわかる)
しかし、そんなレベルではなくとにかく静か。ネオスマを使ってた自分が言いますが・・・
ネオスマに劣らないレベルに静かです
そりゃ・・・厳密にいえばネオスマのほうが静かですよ、もちろん。構造上、静かに決まってます。
タイヤを回しているのにも関わらず、ここまで静かなのは驚きの一言。優秀です。
ちなみに、GT-eSMARTを取り付けると、負荷装置が自動で動くこともあり、機械音が少し加わります。若干ですが、うるさくなります。しかし、それでも全然気にならないレベル。変速時の音のほうが大きいです。
乗り心地
GT-Roller F3.2の最大の特徴ともいえる、MC(MotionController3)機構のおかげもあり、乗り心地はすごくいい。実際のライドにかなり近い感覚。フロントが荷重の移動に合わせて可動することで室内トレーナーという感覚を忘れさせてくれる。
敢えてネオスマと比較して言うなれば・・・・
ネオスマ:トレーナーに乗る感覚
GT-Roller F3.2:トレーナーと自転車の中間のモノに乗る感覚
ダンシングはまだちょっと不安があって(思い込み)がっつりとできませんが、軽くダンシグした感じはとてもいいです。
一番気になってたGT-eSMART
Zwiftとのペアリングもあっさり完了し、ZwiftのワークアウトメニューSSTとリッチモンドを一周走ってみる。
ワット数が上がるにつれて、手元パワーメーターとの誤差が大きくなる印象。そのため、通常のFTPでパワートレーニングをやろうとすると、その誤差で想像以上にバテてしまう印象でした(自分が弱ってるだけ?)
パワートレーニング後、スマートトレーナーをオンにしてリッチモンドを走る。
しっかりと下りでは負荷が軽くなり、登りでは負荷が重くなる。ハイブリットローラーで負荷が変わるなんてめっちゃ楽しい!っていうのをまず感じました。ただし、10%超えるようなところは負荷が足りないかなぁ・・・っていう印象でした。
正直この点については、まだ全然乗っていないからなんとも言えません。すいません。
また、アプリにはGPSトレーニングモードなどたくさんありますが、まだトライしていないので、試した際はブログに追記します。
とりあえずの総括
ハイブリットローラーに後付け装置をつけてスマートローラー化できるというのが本当に楽しい。
GT-eSMARTがちょっと高いとかそんな不満少しありましたが、Zwiftを最大限に楽しめる点、パワメなしの自転車でもZwiftを楽しめるということを考えれば、値段相応・もしくは安いかもしれません。(パワメを追加で購入するとかを考えた場合)
ちなみに、GT-eSMARTを導入する際はAC-DCアダプタが必須です。自分はiPhone購入時についてくるアダプタを使ってます。
そして、個人的に一番(?)重要なものが・・・
ステップ(踏み台)
です。
ローラーに自転車を載せている分、跨るのが非常に困難になります。
そのため、ステップ(踏み台)は必ずあったほうがいいです。無いと乗り降りが相当キツイです(個人的見解)
これらとGT-Roller F3.2をそろえれば、静かで優雅なローラー生活が送れます。
増税前の今、ローラー買い替えを検討されている方、はっきりいってかなりオススメのローラーです。
ぜひ候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか?