平田クリテリウム第10戦
懲りもせず、参加しました。
ここ最近の平田クリテリウムは散々で、2回続けてパンクDNF…。
嫁からも心配される始末。
ということでまず、今回の目標はズバリ…
完走する
これが絶対条件。
今回もエントリーはC4クラス。
7時に会場につき、知人と談笑。そして、そのまま軽く試走を行う。
レース開始30分くらい前にバナナ1本を食べる(ちなみに家を出る前に菓子パンを2個摂取済み)。
その他トイレとかもろもろ済ませて、いざレース開始。
車載動画はこちら。
開始直後に1人すーっと前に出て、少し間隔が開くが、最初は静観。
しかし、そこに2人がブリッジ掛ける感じで追いつこうとしていたため、自分もペース上げて、先頭4番目前後に位置取りをする。
4コーナーを立ち上がった段階で4人でローテを回すような雰囲気になる。
ただよく見ると、あんまり上手くローテ回ってない感じにみえる。
ぎこちない感じのローテの中、いざ自分の番が回ってくる。
逃げるならここだ…
理由はないけど、反射的にそう感じる。
そこで、先頭交代してちょっと周りの気が緩んだタイミングでダンシング開始。
決してキレはないけど、とにかくもがく。
走行ラインも後ろを確認しながら、番手につかれないように、コースをめいいっぱい使って逃げる。
確実な差が開くわけでもなく完全に泳がされている状態。
そんな状態で1周目を終えようとしていたが、後ろから一人ブリッジをかけてくる。
そして一言。
「行きましょうかー!」
この一言で気持ちを完全に逃げ切りに切り替えた。
そして、自分も一言。
「お願いします!」
こうして二人の逃げ旅が始まる。
自分の力不足のせいもあってなかなか長いことローテで先頭を引くことはできませんでしたが、二人になったことで確実にペースはあがり、どんどんと集団との差を開いていく。
最終ラップになるころには後ろを見ても姿が見えないほどに・・・。
しかし、この時点で自分はもうヘトヘト。
相手の方の様子をみるとどうにもまだ余裕があるように見える・・・・。
最終ラップ2コーナー立ち上がり、先頭を交代した瞬間相手の明らかなペースアップがわかる。
その瞬間に悟ってしまう・・。
自分にはもう無理だ・・・・。
もう何も残っていない。相手の背中がどんどんと小さくなっていく。気持ちが切れる。
後ろを確認するとまったく姿が見えない。もう2位は確定か。。。
そう思った瞬間、気持ちがサイクリングモードに・・・。
結局ゴールラインまで追いつけず・追いつかれずで2位フィニッシュ。
久しぶりに逃げた。知らない方と協調してローテ回して一つの目標に向かって走るのがすごく楽しかった。
しかし・・・・
完敗だった。
自分がきっかけとなって逃げを形成したのはすごく評価すべき点だと思う。
別に集団の中でまったり過ごして、ゴールだけ”ぴゅーん”って飛び出すこともできないことはないけど、自分が望んでいた展開に持っていけたというのはすごくよかった。
やっぱり、自分からアクションを起こしていくのがすごく楽しかった。レースしてるって感じだった。
しかし、力が足りなかった。
自分の力の無さに情けなさを感じる。
これだけいい展開に持ち込めたのにツメが甘い。
嬉しさ半分・悔しさ半分。
それらをトータルして満足のいくレースが久しぶりにできた。
次戦、平田はどんな展開にも対応できるようにもっとトレーニングします。